🏮 タイムスリップの旅！九份『神隱少女の茶樓』秘密メニューと台湾伝統スイーツ9選

九份と言えば、まずはここ！『阿妹茶樓』の階段を上るたびに、心が躍りました。提灯が連なる夜の景色は、まさに「千と千尋の神隠し」の世界そのもの。ここではお茶だけでなく、台湾の伝統的な軽食も楽しめます。窓から眺める幻想的な景色を肴に、温かいお茶と点心をいただく時間は、旅の疲れを癒してくれる至福のひとときでした。特に、もちもちとした食感の芋圓は、一口食べると幸せが広がるようでした。

冷えた体に温かい甘さが染み渡る、『頼阿婆芋圓』。もちもちとした食感の芋圓は、甘さ控えめで、まさに絶品です。温かいものと冷たいもの、両方試しましたが、この肌寒い気候には温かいものが最高でした。地元の人にも愛されているのがよくわかる、素朴ながらも深い味わいです。

九份老街を歩いていると、緑色の鮮やかな『草仔粿』が目に飛び込んできました。ヨモギの香りがほんのり漂うこの伝統菓子は、外はもちもち、中には甘さ控えめの小豆餡がぎっしり。一口食べると、素朴な甘さが口いっぱいに広がり、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。手作り感がたまらない、九份の定番スイーツです。

老街の活気あふれる中で見つけた『九份老街香腸』。香ばしい炭火の香りに誘われて立ち寄りました。甘辛い味付けのソーセージは、肉汁たっぷりでジューシー！熱々を頬張ると、口の中に旨味がじゅわっと広がります。ビールとの相性も抜群で、食べ歩きには欠かせない一品です。これは絶対リピートしたい！

九份の情緒を存分に味わうなら、『九份茶坊』は外せません。ここでは美味しいお茶をゆっくりと淹れて、心地よい時間を過ごすことができます。茶器の美しさ、お茶の奥深い香りに癒されながら、しばし喧騒を忘れて一息。茶葉の種類も豊富で、自分好みのお茶を見つけるのも楽しいですよ。旅の途中で静かに休憩したいときにおすすめです。

温かいものが欲しくなり、『魚丸伯仔』へ。ここでは、ぷりぷりの魚丸が入ったスープをいただきました。あっさりとしたスープに、魚の旨味が凝縮された魚丸が最高にマッチ！シンプルながらも奥深い味わいで、疲れた体に染み渡るような優しさです。地元の人が日常的に食べるような、飾らない美味しさに感動しました。

少し冒険して、珍しい紅糟肉圓に挑戦。『九份金枝紅糟肉圓』のものは、紅糟（赤麹）で色付けされた肉餡を、もちもちの皮で包んだもの。独特の風味と食感が新しく、甘辛いソースが食欲をそそります。日本ではなかなか味わえない、九份ならではのローカルフード。ぜひ一度お試しあれ！

芋圓の食べ比べは九份の楽しみの一つ。『阿柑姨芋圓』の芋圓は、モチモチ感がさらに強く、芋の風味が濃厚でした。お店からの眺めも素晴らしく、美味しい芋圓を食べながら、九份の街並みと遠くの海を眺める時間は格別です。特に夕暮れ時は、その美しさに息をのむほどでした。

甘いものが恋しくなり、『九份泡芙』へ。ふわふわのシュー生地に、とろけるようなクリームがたっぷり！見た目も可愛らしく、歩き疲れた体に優しい甘さが染み渡ります。伝統菓子も良いけれど、たまにはこんな洋菓子でホッと一息つくのも良いですね。